転職3ヶ月での退職を決意した理由
転職後わずか3ヶ月で退職した経験があります。短期離職は職歴に傷がつくリスクがあることを知りながら、それでも「続けることの害」が「退職のリスク」を上回ると判断しました。この体験と、短期離職後にどうキャリアを立て直したかをお伝えします。
3ヶ月で見えてきた「続けてはいけない」理由
転職先は「DXを推進するベンチャー系税理士法人」というコンセプトに惹かれて入社しました。しかし入社後に分かった実態は以下の通りでした。
- 「DX推進」のコンセプトは採用時の言葉であり、実際の業務は旧来の記帳代行・申告書作成が中心
- 所長のマイクロマネジメントが激しく、全ての判断を所長に仰ぐ文化
- 求人票に記載されていた「フレックスタイム制」は名目上のもので、実際は全員が同じ時間に出社・退社する文化
- 月残業が80〜100時間の実態(求人票には「月平均25時間」と記載)
求人票と実態の乖離が大きすぎました。「3ヶ月様子を見て変わらなければ退職」という基準を自分の中で決めており、3ヶ月で状況は改善しなかったため退職を決意しました。
短期離職後の再転職活動:正直に話して乗り越えた
短期離職の事実を隠して転職活動することは難しく、また得策でもありません。面接で「前職をなぜ3ヶ月で辞めたのか」という質問に正直に答えることにしました。
私の説明は「求人票の記載と実際の業務・労働環境に大きなギャップがあり、自分のキャリアビジョンとの整合が取れないと判断しました。今回の経験から、転職先の実態調査の重要性を学び、次の転職では複数の情報源で徹底的に確認しています」というものです。
この説明が奏功し、次の転職先では「短期離職の理由が正当だった」として評価してもらえました。面接では6社中5社が書類選考を通過し、最終的に2社から内定を得ました。
短期離職を防ぐための事前確認リスト
この体験から作った「転職前に必ず確認すべき事項」です。
- 繁忙期・閑散期の実際の残業時間(口コミサイトで確認)
- フレックス・リモート等の制度が「実際に使われているか」(在職者に直接聞く)
- 所長・パートナーのマネジメントスタイル(面接での観察・口コミ確認)
- 求人票の「DX推進」「裁量大きい」等の抽象的コピーの具体的な内容確認
まとめ:「辞める勇気」より「見極める眼」を持つ
短期離職を経験して学んだのは、「辞める勇気を持つこと」より「入社前に正しく見極める眼を持つこと」の方が重要だということです。入社後に辞めるコストは非常に高い。転職活動への時間・体力・精神的ダメージを考えれば、事前調査への投資は必ず報われます。転職市場の相場感と並行して、「職場実態の見極め方」のリテラシーを高めることをお勧めします。
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